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 国際的ヒーラー、ディーン・ラムスデンの日本語サイトです。

ディーン・ラムスデン/Dean Ramsden
本サイト(英語)
プロフィール(英語、本サイト版)
プロフィール(日本語、School of Healing Arts and Sciences版)

 ディーン・ラムスデンは、古典的なチャクラ理論の体系に、最新の発達心理学と関係性心理学、独自のチャクラ・コード・ヒーリングの技術を組み合わせて統合した「関係性エネルギー療法」の創始者です。

 1993年から米国のBBSH(バーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング)の教師となり、1994年から2003年まで第2学年の学年部長。1999年から2001年までは同校の副理事長を兼任しました。

 BBSH在職当時から、とくに人間関係とチャクラ・コードのヒーリングに深い興味を持ち、研究を進め、プロのヒーラーとして仕事をしながら多数の臨床データを収集。

 2003年にBBSHを退職後、これらの成果を、独自のエネルギー心理学と人間関係ヒーリングの体系「関係性エネルギー・ヒーリング(Relational Energy Healing)」としてまとめ、トレーニング・プログラムを創始しました。

 以来、カリフォルニアのトランスパーソナル心理学研究所、ニューヨークのオメガ・インスティテュートをはじめ、アメリカやヨーロッパで関係性ヒーリングを教え、またスーパーヴァイザーとして、多くの後進ヒーラーの指導に当たってきました。

   2008年には九州大学21世紀プログラムの講師として教鞭をとっています。

 日本の学生向けには、2006年よりSchool of Healing Arts and Sciencesの専門教育プログラムの講師として、3年制のディプロマ(修了証)コースを教え、2009年に第1期生、2012年に第2期生を送り出しました。

 それ以外にもSchool of Healing Arts and Sciencesのオープンスクールで、チャクラと人間関係のテーマを中心に、関係性エネルギー療法の基礎理論や、さまざまな自己の癒しのための方法についてクラスを行っています。

 このサイトには、ディーン・ラムスデン執筆記事の中から日本語に訳して掲載。また講座と専門課程についてのお知らせなどもあります。




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関係性エネルギー療法を受けるには?

 2006年よりSchool of Healing Arts and Sciencesの専門教育プログラムの一環として、3年制のディプロマ(修了証)コースが実施され、2009年に第1期生、2012年に第2期生がコースを修了し、関係性エネルギー療法プラクティショナーとして認定されています。

 関係性エネルギー療法は、発達心理学と、人間関係に特化したエネルギー療法の体系を組み合わせ、より健康な人間関係を結ぶことを助ける専門分野です。

 下記にリストされているのは(1)統合エネルギー療法科の卒業生またはインターンで、関係性エネルギー療法ディプロマコースの修了生であり、(2)スーパーヴィジョンを受けながら、関係性エネルギー療法の認定プラクティショナーとして仕事をしています。

関係性エネルギー療法

関東

大迫景子(統合エネルギー療法科インターン、フラワーエッセンス療法科在籍、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京・神奈川・香川)osako@healing-horus.net

大塚アケミ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、認定ロルファー、認定ソマティック・エクスピリエンス・プラクティショナー(中級)、東京・神奈川) contact@energy-therapy-ankh.org

田中ミカ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、京都) holygrail@train.ocn.ne.jp  

宮代ひろよ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、京都、香川) ars-session@myad.jp  

 

東海・中部

野々垣みゆき(統合エネルギー療法科インターン、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、アロマセラピスト) miyuki.nonogaki@gmail.com

 

関西

田中ミカ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、京都) holygrail@train.ocn.ne.jp

宮代ひろよ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、京都、香川) ars-session@myad.jp

 

四 国

大迫景子(統合エネルギー療法科インターン、フラワーエッセンス療法科在籍、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、神奈川、香川) osako@healing-horus.net

宮代ひろよ(統合エネルギー療法科卒、関係性エネルギー療法ディプロマコース修了、東京、京都、香川) ars-session@myad.jp

 

                                   

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関係性エネルギー療法 ディプロマ(修了証)コース開始

 2016年6月、オランダのアムステルダムで、4年制の関係性エネルギー療法ディプロマ・コースがスタートします。

  講義とクラスの参加は英語です。

  前提条件等がありますので、詳細は以下にて。

 Four Year Diploma Course in Relational Energy Therapy Diploma Course

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エネルギー・ヒーラーという仕事 アマチュアからプロになるには

 エネルギー・ヒーリングの分野は不思議なものだ。世界中にはヒーリングを学んだ何万人ものヒーラーがいるが、その中でヒーリングをフルタイムの仕事にすることに成功しているのは、ほんの一握りだ。

 ほとんどのヒーラーは、「まだ勉強中」であるか、あるいはパートタイムでヒーリングをしているが、他にも仕事をしなければ、生活をするのに十分な収入にならない。

 プロのエネルギー・ヒーラーとして立つことができるためには、何が必要なのだろうか。クライアントから専門家として認められ、喜んで謝礼を払ってもらえるヒーラーと、「この人よりは、あっちのほうがいい」と通り過ぎられてしまうヒーラーの違いは何だろう。

 その答えは二つ。「実践」と「結果」だ。

 80年代、私は、中国からアメリカに移民してきた気功の師についてヒーリングを学んでいた。師は気功家の訓練について明確な考えをもっていた。

 「第一に、自分を耕さなければならない。自分のエネルギーの体を開くための練習をするのだ。これは多くの人において中国武術の鍛練を含み、師の隣に並んで指導を受けながら練習を行うことが含まれる。

 第二に、気[エネルギー]が動くのを感じられるようになること。そして集中された心の力を使ってそれを動かすことを学ぶ。

 第三に、自分の『エネルギーの門』を開く。これは、師父が弟子の能力を認め、目覚めさせるための参入儀礼を受けるのに、欠かすことができない。」

 一度この伝統的な道に従えば、結果が出始める。

 私にとってアメリカにおける一番のヒーリングの教師は、ロザリン・L・ブリエール師だが、師の方法論も、このアジア式の方法論と明らかに一致する。師の教え方のスタイルは一見ずっとカジュアルだが、道への深い献身が必要とされることにおいてはまったく同じだ。

 学生たちは長期にわたる訓練で、肉体の運動を通して自己のエネルギー体を築くよう教えられる。同時に数多くの集中研修で師とともに過ごすことで、自分自身の能力を目覚めさせられていく。

 しかし多くのエネルギー・ヒーリングの講師たちは、ヒーリングは自然にできるようになるものだと強調し、自己規律や自己変容の取り組みの必要性についてあまり語らない。それはなぜだろう。

 「私に従え、まねをしろ、そうすればヒーリングは起きる」と彼らは言う。このようなやり方が時にうまくいくこともあるのは事実だが、それは「有能なヒーラー」を生み出すことはない。

 これは重要な点だ。誰にでも簡単にできるヒーリングからは、一貫性のない結果しか生まれない。そしてプロのヒーラーになるためには、一貫性のある結果を出せることが必要なのだ。

 多くの訓練やワークショップを受けてきたエネルギー・ヒーラーが、アマチュアからプロになるために必要なのは、学んだことを「仕事を通して実践すること」だ。そして専門分野について継続的に学び続けること。

 私の知るもっとも成功しているヒーラーたちは、つねに勉強を続けている。また自分のエネルギー体をさらに開発するために、新しい分野での修業と実践に自らを投げ込み、自分がすでに知っていることを広げるため、つねに新しい技術を学んでいる。

 そして空いている時間は質の高い教師と過ごす。それは学び手である自分の価値を見いだし、指導してくれる師である。

 そしてまた自分の仕事に戻り、日々クライアントと向かい合う。

 私が師事したある教師は、学生から「一貫した結果が得られるようになるまでに、何人のクライアントにヒーリングすることが必要ですか」と問われた。しばしの沈黙の後、真実が告げられた。「1000人ぐらいだ。ヒーラーによっては、もっとたくさん必要かもしれない」。

 科学者は重要な科学的発見をするまでに、何十年も研究室で過ごすことがある。芸術家は同じぐらい長い時間、自分の作品が無視され続けるのに耐えることで、ある日突然有名になることもある。ヒーラーにも、同じような献身が必要だ。

 学んだことと仕事を実践し続け、自分をより有能なヒーラーに育て、さらに学びを続ける。そしてさらに仕事の実践を続ける。このような精神的な姿勢によってこそ、ヒーラーは一貫性のある結果を生み出せるようになる。

 それがクライアントをそのヒーラーのもとに呼び寄せるのであり、この分野での成功に到るのだ。

© 2012 Dean Ramsden. All Rights Reserved/ディーン・ラムスデンが全版権を所有(翻訳 王由衣)

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アストラル界の基本知識

 アストラル界についての先入観ほど、アストラル界そのものについての理解を阻むものはない。それは多く、子供の頃から抱いてきたり、ポピュラーカ ルチャーにより刷り込まれた恐れや思い込みだ。

 アストラル界は、我々が日常生活を営む三次元の物質世界から異なる、いわば第四の時空に存在する。そこには肉体をもたない多くの生命が住んでおり、これらのあるものは物質世界と関わることを学んでいる。それを人は「霊」「幽霊」「天使」や「悪魔」などと呼んで きた。

 人間は過去何千年もの間、アストラル界との接触を求め、探ってきた。魔術師、魔女、神官、シャーマンなどは、この目に見えない領域と関わる方法を学んだ。近代のエネルギー・ヒーラーも、クライアントのエネルギー体のエーテル・レベルの構造にくっついたアストラル・レベルの生命や物体に出くわすことがままある。

 アストラル界はつねに有害あるいは邪悪な影響であるわけではない。実際、現時点での私の考えは、アストラル界はつねに物質界と並行して存在し、そして物質界の進化の過程に大きく有益な役割を果たしてきたというものだ。

 色々な意味で、アストラル界は物質界の「陽」に対して感覚界の「陰」と言えるかもしれない。それは受容的で、流動的であり、物質宇宙に組み込まれた、構造のあるバウンダリと自然法則の世界に対比されるものだ。

 エネルギー・ヒーラーがアストラル・レベルの現象に遭遇したなら、それをクライアントの発達について理解するための重要な入り口とする道もある。 それは人間のパーソナリティ(人格)よりも深いレベルにつながっているからだ。アストラル的な影響はクライアントを、その魂としてのアイデンティティに、 より明確に結びつける。

 人間の本質はエネルギー・レベルの意識的存在であり、肉体の死によって限られず、有機的なエントロピーによって制限されない。肉体としての死は避けられないが、魂は人生のレッスンをすべて吸収し、進化へと向かう。

 アストラルの領域は、継続的な魂の発達を邪魔するものではなく、むしろそのために欠かすことのできないパートナーであると私は思う。アストラル界 と取り組むことは、魂の成長を促す力と取り組むことである。アストラル界のエネルギーないし存在と向かい合うことは、短く限られた肉体の寿命が課す制限を打ち破ることだからだ。

 直線的な時間の限られた枠組みを繰り返し越えることによって、我々の自己アイデンティティは溶融され、再構築される。そこから「自己の精神は不死なのだ」という現実に深く触れることが可能になる。

 アストラル界との予期しない遭遇は、臨死体験のような生命を脅かす出来事、変性意識状態を引き起こすタイプの精神的儀式、あるいは向精神性ドラッグ(アヤワスカ、ペヨーテ、シロシビンを含むキノコなど)を使用した場合に起こりうる。

 しかしより普通には、夢の状態で経験される。眠っている状態でも目覚めている状態でも、あるいは眠りと覚醒の間に存在する入眠時の状態のいずれでも可能だ。それは外部の観察者には、ヒーリング経験の時の変性意識状態と似 たものに見える。

 エネルギー・ヒーラーは、物質世界、エーテル界、アストラル領域の間の生きた掛け橋として働き、クライアントの自分自身とまわりの世界の本質の知覚がシフトするのを支えることで、クライアントが成長するのを手助けすることができる。

 このようなシフトが起きる時、古い形の「現実」の視点は薄れていき、新しい、より統合された現実がとって代わる。「現実」の見方が変化する時、「現実」を見る本人自身が変化する----より正確には、より高い精神的な 知覚と視点を思い出し始める。

 それが起きる時、つまり自己の本質が思い出される時、人生のあらゆるものが変わり始める。新しい可能性に目覚め、自分の人生の多くの隠された影響に気づき始める。

 この経験によって、人生の観客でいつづける代わりに、自分の人生を自らのものにし、生き始めることができるようになる。ここからすべてが変わるのだ。

© 2010 Dean Ramsden. All Rights Reserved/ディーン・ラムスデンが全版権を所有(翻訳 王由衣)

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講義録音

過去のエネルギー心理学講座の録音を聞くことができます(英語講義+日本語通訳)。

エネルギー心理学講座 第1期、クラス3 「ヴィシューダ・チャクラ」
(「MP3 Audio File」とあるロゴマークをクリック)

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関係性エネルギー療法とチャクラ・コード

チャクラ・コード

 関係性エネルギー療法(Relational Energy Therapy)では、人間の成長と進化の段階を9個のチャクラに対応させる。そしてこの地図に基づいて、人が胎児から成人へ、幼い自己から大人としての 自己へと成長するにしたがい、それぞれのチャクラがどのように発達していくかを示す。

 この成長は、チャクラのコード(絆、きずな)によって支えられている。チャクラコードは、心理エネルギー構造の主要なパーツ(構成要素)である。

 人は胎内にいる間、へその緒で母親につながれている。誕生後、へその緒という肉体レベルのコード(絆)が切られた後も、母親とのエネルギー的つながりはチャクラコードを通してずっと維持される。

 コードはまた、母親以外の人間との間にも結ばれる。特定の人が自分にとって重要な存在になる時、その人との間に、目に見えないつながりであるチャクラコードが結ばれる。

 ヒーラーの目には、これらのコードは、チャクラとチャクラをつないで、エネルギーを送り出したり受け取ったりする透明な光ファイバーの繊維のように見える。チャクラとそこから出ているコードを横から見ると、ちょうどクラゲとその触手のようだ。

 このエネルギーの流れは、お互いに支え合うような健康な人間関係の場合、互いに送ったり受けとったりの相方向性だ。しかし関係によって、片方がエネルギーを奪われるだけの一方的なものであることもある。

 ポップスのラブソングなどは、知らず知らずにこのつながりについてふれている。コードのつながりは、それが切れた時にもっともはっきりと感じられるのだ。

 60年代にダイアナ・ロスは「あなたはわたしを宙づりにしたまま」と歌ったが、これは一方的で不健康になってしまった恋愛関係を象徴的に示している。

 コードの加齢も、関係性エネルギー・ヒーリングの考慮点だ。年数を経たコードはしばしば、未解決の感情やつらい記憶の蓄積で汚れている。それは手入れされなかったり使われない宝石が汚れで覆われるのと同じだ。

 さびたチャクラコードは、修復するか終わりにしてしまうことが必要なのに、ずっとそうされないできた古い人間関係に人を縛りつける。そして生命力を低下させる。

 コードを浄化し、そして自分自身で自己の成長に取り組むことで、人は過去を手放し、現在へとしっかり足を踏み入れ、より望ましい未来を創造することができるようになる。


コードを切る、もつれたコードをほぐす

 ヒーラーによっては、コードを切ることを提唱する人もいる。確かにある種のコードは排除してかまわない(下記に示すジャンク・コードなど)。

 しかし他者との間に結ばれたコードの多くは、自分のチャクラに深く関わり、体の中にまで入り込んでいる。両親へのコードや離婚したばかりの配偶者へのコードを切ったりすると、深い「見捨てられ感」に投げ込まれ、現在の感情の痛みをかえって悪化させるかもしれない。

 私が勧めるのは、感情の痛みから逃避するためにやたらにコードを切るのではなく、関係性エネルギー療法のプラクティショナーは思慮をもってコードの剪定や掃除をし、依頼者(クライアント)は自分自身で心理療法などを通して自己成長に取り組み、コードを感情的に浄化するというアプローチだ。

 このやり方は特定のコードをパワーダウンさせ、エネルギーのチャージを下げて、影響力をなくすことができる。しかもなお、その人間関係から自分の人生にもたらされた滋養や学びを手元に残すことができる。

 ケン・ウィルバーの言葉を借りれば、人は人間関係を「超越し、自己に含め」、そして過去は我々の精神的進化の一部となるのだ。そして関係から(それがすでに終わってしまったものであっても)、強さ、慈愛、知恵を引き出すことを学べる。

 この取り組みは、すでに亡くなっている相手との間にも可能だ。コードはしばしば、相手が向こう側の世界にわたった後も、長くこちらの体につながったまま残るからだ。

 もつれたコードはよくある。関係性エネルギー療法プラクティショナーの最初の仕事は、チャクラコードのもつれをほぐし、エネルギーを与えることだ。どのチャクラで作業をするかは、クライアントの持ち込んできたテーマによって示される。

 海に浸かった後のぬれた長い髪の毛を指で梳くのを想像してみよう。ヒーラーがもつれたコードをほぐすのも、これに似た作業だ。


もっとも普遍的な5種類のチャクラ・コード


1 ジャンク・コード

 これは「ジャンク・メール」つまり「迷惑メール」と同じだ。ジャンク・コードは、誰かがこちらのことを探ったり、何らかの形でコントロールしようとしてうまくいかなかった時、チャクラに一時的にひっかけられる。ひっかけられるのは低位のチャクラだ。

 私がこれをジャンク(ごみ)コードと呼ぶのは、相手がこちらを探るのをやめた後も、それがチャクラの表面にひっかけられたまま長く残るからだ。原 因不明の疲労感があったり、自己のバウンダリ(境界)を確立するのに苦労しているクライアントに、しばしば過剰なジャンク・コードが見られる。

 古典的な例は、店の店員や電話セールスが、こちらが買いたくないものを買わせるためにひっかけてくるコードだ。その場から去った後も、よく説明できないが、なんだか相手に影響されたような、侵犯されたような感じが残る。

 ジャンク・コードは、はずすのがもっとも容易なコードだ。それはコードの末端の小さな「釣り針(フック)」で、チャクラの表面に軽くひっかかっている。関係性エネルギー療法のプラクティショナーはエネルギーの手でこのフックをはずし、コードの送り手に送り返すことができる。


2 トランジショナル・コード(一時的コード)

 これは、他の人間とのつながりを探る時に、素早くつながれたりはずされたりする「触手」のようなコードだ。特定の相手に向けて方向性があり、相手から情報を受けとったり、相手に情報を送るのに使われる。ミーム的な思念体も、このコードを通して送られる。

 この触手のようなコードが送られてくるのは、相手がこちらに興味を向けているが、個人的または永続的な関係を結ぶことを意図していない場合だ。

 道を尋ねたり、劇場でパフォーマンスを見たり、講演を聴く時、誰でもこのコードを相手やパフォーマー、講演者に対して送っている。それは受動的だが、方向性のある形で他者につながる方法で、自分や相手の個人的バウンダリを侵犯するものではない。

 トランジショナル・コードは長く残らないので、はずす必要はない。

 しかし、長時間にわたってこのコードがつながれ続けたり、人々から非常な好奇心に満ちた目を向けられる時、チャクラは過剰にチャージされる。これは、人前であがったり、話すのを恐く感じたり、恥ずかしい感じとして経験される。

 自己の欠点も含めて他者から「見られる」のに耐えることを学ぶのは、個人が「力ある人」になるために必要である。この力を身につけることで、思うことを言葉にして述べたり、大切なものを守るために立ち上がったり、必要な時に変化を求めるといったことが可能になるからだ。

訳注 「ミーム」という概念についての説明


3 アタッチメント・コード(つながりコード)

 相手からの個人的な接触を受け入れたり、こちらから相手に個人的な接触を行う場合、アタッチメント(つながり)コードが延ばされる。これは相手のチャクラの内部構造深くに届き、永続的ないし半永続的なつながり(絆)を形成する。

 典型的な例は、両親、兄弟姉妹、子供、その他の家族の一員と結ぶ絆だ。このコードはまた、配偶者やパートナー、また長期的にわたり感情的または性的なつながりを形成した相手にもつながれる。

 このコードは健康なエネルギーと不健康なエネルギーの両方を相手に送り、また相手から受け取り、多くのレベルで意識に影響を与える。

 この例は、転移という心理学的概念にも見られる。

 例えば、ある人が自分の仕事に依存していたとしよう。この人は、過去に自分が権威(自分より力ある存在)との間に結んだ依存関係と似た形で、自分の上司に対してコードをつなぐだろう。

 別の例は、自分の父親が過去にどんなふうに自分を扱ったかを思い出させるように振る舞う男性に会った場合だ。この男性に対する自分の態度は、父親 に対する未解決の感情で色どられるだろう。例えば、成長期に父親と口論したのと同じような形で、相手と口論してしまうかもしれない。これは自分がこの相手 に対して「転移」していることを示す。

 アタッチメント・コードによって過去の関係が現在に持ち込まれ、現在の経験を歪めているのだ。

 機能不全のアタッチメント・コードを癒すには、自己を癒し、成長させることに取り組まなければならない。過去からの習慣的な思い込みや生き方のパターンを内省、分析し、不健康な行動に代わる新しい反応を模索するのだ。

 延ばされてきたアタッチメント・コードは、チャクラを通り、スシュムナー管深くに入り、臓器のまわりに巻き付くことさえあるので、取り除くことが必要な場合もある。

 アタッチメント・コードを取り除くのに代わるアプローチもある。新しい経験をコードに「グラフト(移植)」し、コードを実質的に「再プログラミング」する。つまりそのコードにまつわる過去の経験を、本人にとって損失ではなく、役立つものとなるように適合させるのだ。

 チャクラコードのグラフトは、有毒または不健康なアタッチメント・コードの影響を大幅に減らす。これによってクライアントがその関係を書き換えることも可能になる。


4 ヘリテージ・コード(遺伝コード、DNAコード)

 肉体が祖先からの遺伝子を受け継いでいるように、チャクラコードにも、自分の一族から受け継がれた、未解決の、あるいは習慣的な人間関係コードが含まれている。

 しばしば人は、何世代も前にさかのぼる家族の人間関係パターンを、そっくり繰り返している。子供のいる人は、母親が自分に話しかけたのと同じ言葉で、自分が子供に話しかけているのにはっとするかもしれない。

 家族が共有する人間関係のパターンは遺伝的チャクラコードに含まれ、自分が人生で行う選択に無意識のレベルで影響する。

 これらのパターンに意識的に気付くことで、そして遺伝的チャクラコードを再パターン化することで、過去を癒し、新しい形で選択を行い始めることができるようになる。

 配偶者との関係が機能不全だったり、家族に共通の同じパターンを自分が繰り返す傾向がある時、また家族の状況に縛られ支配されるパターンがある時などに、遺伝的チャクラコードのヒーリングは有用だ。

 遺伝的チャクラコードのヒーリングは、テクニックとしてはアタッチメント・コードのヒーリングと似ているが、重要な違いがある。それは、遺伝的 チャクラコードに関係するパターンは、家族と文化のマトリクス(鋳型)に深く結びついているということだ。このため、このコードの修復や再プログラミング はずっと難しい。

 しかし、遺伝的チャクラコードにゆっくりと継続的に変化を起こし、同時に現在の人間関係のアタッチメント・コードに取り組むことで、家族に自分を結びつける過去のしがらみをゆるめ、自立した「個人」として、慢性的な家族のパターンを超えることが可能になっていく。


5 セルフ・コード(自己コード)

 チャクラ・コードは他の人間につながれ、その相手との関係を感じとったり、相手にとっての現実を経験したりするのを可能にする。が、コードには自分自身に対してつながれるものもある。これを私は「セルフ・コード(自分自身につながるコード)」と名付けている。

 セルフ・コードは、自分自身を「ウィットネス(観察者)」として見ることを可能にする機能をもつ。これは健康な大人として必須の機能である。

 しかし多くの人はその成長過程で、健康なセルフ・コードを育てるのに必要な支えを受けていない。これは、アルコール依存症の家庭のように機能不全の家庭で育てられた場合はもちろん、子育てがあまり健全でない手本に従ってなされた場合にも当てはまる。

 コードの視点からは、共依存的行動とは、自分の現実を、自分が誰であるかの感覚(セルフ・コード)を通して経験するのではなく、相手から(人間関係コードを通して)与えてもらおうとすることだ。

 事実、共依存的な人は、しばしばセルフ・コードの発達が不適切であり、自分よりも相手を重視し、人間関係の結び方が一方的だ。

 セルフ・コードとの取り組みは、関係性エネルギー・ヒーリングの重要な要素だ。セルフ・コードは自己とのコンタクト能力の回路であり、それを強めることで、心理療法的な取り組みによる成長をしっかりと効率よく支える。

 セルフ・コードは、特定の関係性コードから分岐するように出て、自分自身のチャクラの先端部(通常、縁の部分)に埋め込まれているのが観察される。


まとめ

 関係性エネルギー療法のコード・ヒーリングは、特定のチャクラから伸びるコードに保持されたエネルギーの分裂、葛藤、その他のネガティヴな影響を浄化し、クライアントの成長と癒しを助けることができる。

 関係性エネルギー療法の視点からは、人生を阻害したり否定する問題が解決されると、チャクラ本来の自然な成長が再開される。そしてクライアントの人間関係におけるニーズが、健康な状態へとリセットされる。

 この結果、多くの場合、クライアントの人間関係が変化し始める。ある関係は、終りを迎えるかもしれない。もたらされる新しいパターンは、新しい人生の選択や新しい形の人間関係を可能にするだろう。

 変化と変容とは、個人がより自分自身に力を取り戻し、自分自身の選択に基づいて生きられるようにと進化していくことだ。リアクション(反動的反応)をリスポンス(応答、感応的反応)に変え、衝動や中毒的パターンを、意識的な選択に変えていくのだ。

 それによって人は、自己の人生のゴール、そして魂の憧憬に向かって、さらに成長していく。過去の痛みを手放し、創造的でエキサイティングな現在 を、全身で受けとめることができるようになる。そして自己の進化が展開していく過程に、意識的に参加するよう学ぶことができるのだ。


©  2010 Dean Ramsden. All Rights Reserved/ディーン・ラムスデンが全版権を所有(翻訳 王由衣)

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